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6.病院を決める(病院選択編)

  05, 2015 10:08
5.からの続き

近づく手術予定日まで母親の不安は募ります。

「おなかの中がなくなるって・・・どういうこと?」
「先生が食べないほうがいいっていうし。食べたら詰まるんでしょ?」

ますます食べない母親に困る家族。
高カロリーの飲み物(125mlで200kcal摂れるのみもの)もありますが
甘くて飲めないというし・・・。

身内の親戚の泌尿器科
以前お話を伺った泌尿器科の先生に
データも付け加えて相談にのっていただきましたが
ほぼ同じ見解でした。

大腸がんからの回復率は非常に上がっている。
だからこそ全摘を行うほうがいい。
全摘できる医療機関は少ないため、市内にある病院なのであればそれが望ましい。

ほかにないのだろうか・・・
そう思っていると兄がインターネットで調べました。
【セカンドオピニオン】です。

セカンドオピニオンとは
多角的に判断するために、ファーストオピニオン(診断した病院)の診断をより理解するために
行うものです。

”決してファーストオピニオンを否定するものではなく前向きなものであり、
患者さんの権利を尊重するものです。どうぞお気軽に相談ください”

おそらくインターネットで調べていると出てくる文言ですが、
患者にとってこの話を主治医にすることは
権利だとわかっていても難しいものです。

「あの先生は私を救うために手術日も急いでくれている。だからそんな無下にしてはいけない」
「お医者さんが急ぐには理由がある。一日一日進行しているんだ。そんな時間はない」
「でも、その手術に耐えられる自信はない。死ぬんだ・・・」

母親も最初は拒否的でした。
しかし、家族が望むからということでしぶしぶ了解しました。
セカンドオピニオンを受ける病院を2つに絞り、
結果的に大阪府下にある大学病院のセカンドオピニオンを受けることにしました。

主治医に伝えたとき
「え?セカンドオピニオンを受けますか、そうしてください!では少し手術日を伸ばして予約しておきます」
もちろん、患者さんの権利であることを尊重し、そのセカンドオピニオン後にすぐに入院できる手続きもしてくださいました。

セカンドオピニオンを受ける際に参考したのは手術例の多さです。
最近では本も出ていますので参考にできます。
そして手術例が違うところの見解を聞きたくて行きました。

素早く対応してくださり、当日は家族全員で話を聞きました。
いかにも教授という感じの先生が対応してくださいました。

( ゚Å゚)ホゥ
非常に説明が上手
身ぎれい
そんな印象です。

「ここでは全摘できる設備はありません。
ただ、温存療法といって肛門を残します。まず大腸への栄養をシャットダウンするために
人工肛門を作ります。そして、口から食べて体力をつけて元気になる。
抗がん剤で小さくしてから手術適用になったら切除し肛門をもとに戻す手術が可能になる人もいます」

説明を受けたあと母は涙を流しながら一言
「よろしくお願いします。がんばります」
そうつぶやきました。

その瞬間から1週間後の入院日が決まり、
病院からもとの病院へ連絡をいれてもらい
記入してもらった書類をもとの病院へ持参し
予約の解除、違う病院で治療を選択したことを伝えました。

「あの先生、口がうまいね(話が上手)
だめでもいいの。私、おなかの中の腸がなくなることって言われてわからないの。
わからないから、一つ一つの治療をしてもらうほうがいい。納得ができるの。
だから、あなたたちに迷惑はかけるけど、ここでお世話になりたい。」
初めて母が自分で決めた瞬間でした。

身体の中で進行する病
どのぐらいの速さで進行しているのかも
停滞しているのかもわからない

決してファーストオピニオンを受けた病院が悪いのではなく
考え方が違う病院だったということを理解するには
時間が必要でした。

自分で決めるにはあまりに重い決断。
母が決めた決断を私たちは支える覚悟を決めました。
自宅から電車では片道2時間、車では高速道路を使って片道1時間

(つづく)

【勝手にコラム ヾ(・д・`*)】

セカンドオピニオンは実費になります。
インターネットで検索すれば、それはそれは詳しい内容が書いてあります。
ちゃんと熟読されてから受診することをお勧めします♪

さて、最近の生命保険や医療保険について。
皆さんいろいろ掛け金をかけていますよね。
現在は特約もバリエーションが多く、
要介護状態や障害手帳を交付された際の等級によって支払われるものもあります。

セカンドオピニオンの費用も負担してくれる特約もあるそうです。
がん家系だと思っている方は割と特約を付けている場合も多いですよね。
入院保険が何日目から出るのか、どういった診断状況と判断されれば保険金が降りるのか
しっかり確認しましょうねd(´∀`*)ネッ!

がん診療病院検索
私たちが探す際は見つけきれませんでしたが、今調べてみるとこういうのも出てきましたので添付しておきますね

このがん診療を行っている病院では
患者さんのための窓口というのを設置しています。
制度についてや様々なことを相談することができる場所になります。
また院内や地域の中でがんサロンの情報を持っていることもありますので足を運んでみてくださいね。
こういった場所では、患者さんの生活や家族の気持ち、治療やクリニックなど、
多岐にわたるがんに関する情報を頂けることがあります。

患者さん・患者さん家族・専門医療職などなど
様々な方が集まりますから、情報を集めてみるのも良いかもしれません。
全国ではがんカフェという活動もあるようですし、患者さんのみのグループもあります。

私の知っている団体さんを少しだけ
がん患者グループ ゆずりは
→薬剤師で自身もがん患者さんで僧侶という異色の経歴の方がされていますよ^^
 とても面白い方です
アットホームホスピス
→サロンもありますが、研修会なども時々開催しています。がんだけにこだわらず生活の場から生老病死を考える市民目線の団体です。

患者・患者家族も勉強する時代です。
そして、医療に任せきらず主体的にかかわることが
一緒に立ち向かい、寄り添うということなのかと、個人的には思います(σ`・д・)σYO!!!
  •   05, 2015 10:08
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