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施設は誰のためにある1

  04, 2010 19:01
今日はとある利用者さんの入院先に面会に行ってきました。

彼女は一週間前の夕方下血され救急搬送。一年も前にもありました。
実は憩室の出血といわれていましたが、ストレス状態により下血するということがわかっていました。
彼女にはアルツハイマーの旦那さんがいます。

彼女には夫を介護する上でこだわりがありました。
ショートステイに夫を預けるたびに施設から
退所を迫られたり、立腹をする夫、帰りたいと泣いてすがる夫を見ておけず
ショートに行っては連れ戻すということを繰り返していました。

彼女は施設の職員とのコミュニケーションに重きを置きます。
夫の意思を尊重し共感してくれる職員がいれば、おそらく彼女の心の中にしみこむはずですが
なかなか意思を通わせるほどの職員とは出会えませんでした。

在宅に戻り、夫は障害者自立支援法の兼ね合いで、大好きな山登りを行き、
介護保険では週に1度デイサービスに行くことになりました。
彼女の選んだデイサービス。
できれば体調も考え週に2・3回デイサービスに通ってくれ、ショートステイを定期的に行くことで
身体的負担は軽減できたはずです。

ケアマネはオイラの事業所の先輩ケアマネ。
彼女はこのケアマネに信頼を寄せています。
それでも彼女は夫を預けることに首を縦にふりませんっ。

デイサービスの増回を望んでいました。
しかし以前この施設に対し、施設長も呼び出しクレームをつけたこともありどちらかというと
事業所側は避けたいと考えている存在の利用者であることはニュアンスで伝わってきました。
「今定員が一杯です。送迎ができないので無理です」
そういわれてしまえば拒否にはなりません。

しかしおそらく週1回の利用は仕方なく受け入れるが・・・というニュアンスのことを以前いわ
れた経験もあり、ケアマネは他の事業所をすすめましたが、彼女はそのデイサービス以外を認めませんでした。

そして倒れたのでした。

恥ずかしながら
オイラは倒れたときの話しを事業所にいたのにしらなかったのです。
倒れたという一報は夫のケアマネである先輩ケアマネにかかったからでした。

おいらと彼女との間に信頼関係があるかと言われればおそらく皆無でしょう。
もちろん訪問もしますし、足を運ぼうとしますがこだわりのある方です、彼女にとってケアマネは
夫のケアマネなのです。

彼女のサービスの利用状況は週1回お気に入りのヘルパーを利用して自分の望む掃除をしてもらうこと。
決して過剰なサービス内容ではなく、一般的なこと。
押入れのさんを掃除機ですってくれとか、彼女のいう洗い方で風呂場を洗ってほしい・・・
ただそれだけ。

彼女が倒れたとき
夫の施設を探してほしいが希望でした。
なんとかショート先が見つかったものの、結局退院できそうだということでショートをキャンセルし
家に戻ることになったと話します。

ちょうどオイラは担当の利用者さんとの予定が詰まっていて、先輩ケアマネにお願いすることしかできませんでした。そして、また出血し退院は延期。

今日会いに行くと
点滴がとれたところだったらしく、少し穏やかな表情されていました。

「一週間前ぐらいからねおなか痛かったんだけど、(夫の)歯医者があるからね、どうしてもショートとか考えられなくて・・・。でもみんなから怒られたの」

苦笑いしながらオイラは1週間以内にあっていたのに気付けていないことを恥じました。
どこかで一線を引きながら、彼女との関係をもてなかったことを悔やみます。

彼女から発される言葉は夫を気遣う言葉だけ・・・。

「ショートだけは・・・」
もちろん彼女の思い込みの部分もあることでしょう。
でも、デイサービスがもう一日対応してくれてたら・・・。
そこがショートステイを受け入れてくれてたら・・・。
彼女は倒れずにすんだかもしれませんっ。

たら・れば・・・を話すことは良くありません。
受け入れてくれる施設があれば彼女はこんなにストレスを抱えずに済んだのではないかと考えます。

つづく・・・。
  •   04, 2010 19:01
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