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自立支援ってなんなんだっ?!②

  05, 2013 11:52
自立支援ってなんなんだっ?!からの続きです。

※本日のニュースから抜粋※

厚生労働省は、介護保険制度で「要支援」と認定された
軽度者向けのサービスを見直す方針を決めた。

要支援者を介護保険サービスから外し、
ボランティアなどを活用した市町村の事業で支援する方向で具体策を検討する。
介護費用の増加を抑え、市町村や高齢者の実情に応じた支援策を充実させる狙いがある。

軽度者向けサービスの見直しについては、
政府の社会保障制度改革国民会議が4月22日にまとめた医療・介護分野の論点整理でも、
「保険給付から市町村事業に移行すべきだ」と提案されている。

要支援者は、介護が必要と認定された人全体の26%にあたる133万人(2010年度)。
要支援者のサービスにかかる費用は0・4兆円で、介護サービス全体の費用(7・8兆円)の約5%にとどまる。
しかし、団塊世代が75歳以上となる25年度には、総費用は約21兆円に膨らみ、
現在月約5000円(全国平均)の介護保険料も、8200円程度になる見込みだ。
保険料の上昇を抑え、重度者のサービスに財源を回すには、軽度者向けの見直しが必要と判断した。

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

保険料は市町村へ納めていますので
人口比率によって介護保険料は納付額がかわります。

どこかの茶髪だった弁護士の首長さんが声高にいうてますね
「地域主権を!」

お国は頭がいいので、
「だからまず、そうしたものをいずれ認めてあげるから、そういう負担は市町村先にやってねっ」
と言われれば、認めざるを得ないですよね。

首長さんはカットできるところってどこよ?!って見直したら…
”身体動くんだし、地域の力を活性化させる目的でインフォーマルサービスの充実をはかりなさい”
と下へ下へと指示を出していくわけです。

そう…
今の世の中の象徴
【仕事は下の人がやる!】
【責任は実行した人がとる!もしくは直属の上司!】


ずるいなぁって思います。
”市町村に移管するだけ、市町村が継続すればいい話でしょう”
でも受け手側の市町村だって財源難

”必要悪があってもそれはしょうがない”という理論に結びつく
そう…そんな日本の社会の中で、歯の浮いたような言葉に私には聞こえてきます。

きずな
地域の力
共助

本当の意味での責任って・・・・大元でなければならいんじゃないですかねぇ?!



私は、大きなことはできませんし、
文句を言ったところで変わらないことは知っています。
霞が関の方々のように頭もよくないです。

でも、
介護保険の認定を受けられる人は
本当にぎりぎりの状態でやってこられます。

誰だって、人の世話になりたくないし
迷惑をかけて暮らしたいなんて思ってないんです。

でも、身体が不自由になってきて
心細くなってきて
家族の生活も明日はどうなるかわからない余裕のない状態で
無理をさせることはできない
またずっと一人で生きてきた
そんな中でで、少しだけ手伝ってくれたら

掃除機ひとつかけてくれたら…
料理の下ごしらえしてくれたら…
買い物に一緒に付き添って荷物を持ってくれたら…
布団を干してもらったら…
季節が変わるときにできれば大きいものを一緒に整理してほしいよ…

やりたくてもできない日常のことをほんのちょっと手伝ってくれたら
家の中でなんとかかんとか暮らせる人はたくさんいるんです。

みんな個別配達や
お弁当だって十分活用してるんだもん…。

お偉い人たちは、そんな人の声にどうして耳を傾けられないのだろう。

直接おむつを替えるだけが
車いすを押すことだけが
お風呂に入れることだけが 支援 ではない。
見守るという 支援 だって必要なんだ。


電子レンジを使って温めることができれば、
「食事が作れる」に分類されてしまう介護認定。


食事は生きるために必要
作って食べることが長らく生活にあった人にとって
電子レンジで温めたお弁当があればいいという考え方にならない

出汁をとって
お野菜を下ごしらえして
調味して
器に盛って 食べることが食事

でもなんらかの事情によりできなくなるとしたら…

出汁を取ることはできないから、粉末を使いましょう。
お野菜の下ごしらえはかたいのでヘルパーさんにしてもらいましょう。
あとはなんとか座りながらも自分で調味して器に盛って食べますよ。
…それは自立とはいえないのでしょうか?
誰の手も借りないことを自立というのであれば、
私たちは誰の手も借りずに生きていくことは不可能なのですから、
誰も自立してないといえると私は思います。


高齢者の栄養失調って増えているようです。
いくら最近の冷凍技術はよくなったとしても、ドリンクやサプリメント
から得られるものではないとわかっているのに、
人がおいしいと思うものこそ一番、「栄養価」が高いことも分かっているのに、
食べる=栄養を摂っている…とされていることに疑問を感じる。

人間は基本的な生活を保障されています。
この生活って ”営み” ってことだと思うのです。

もちろんいろんな解釈がありますので、私はこう解釈しています。
世の中が変わる中でも変わらないもの…

やっぱり人の手によって作られた食事は暖かくておいしいものです。
そして許しあえた環境の中で食べられるということがもっとも
満足感をもち、生きている喜びにつながる。

地域の中でそうした担い手を増やすということは必要ですが、
中断してしまうあやふやなものです。NPO法人にしたからとて同じです。

行政のテコ入れがなければできない活動なんて
行政がテコ入れを中止すればやめる活動と
私は考えています。


公的に保障されるものがあり
それを補うインフォーマルサービスがあるからこそ
”人としての営み” は成り立つのだと私は思います。

敗戦後のただ”生きるため”ではない世の中に
”生きるためだけ”の生活を強いられることは
保障されているとは言い難いなぁと思いますし、
このことを改憲するのであれば、この国を作っている人の
心の貧しさだなぁと思わずには居られません。


軽度者と呼ばれる人たちは介護の初心者です。
初めて向き合う老いや障害に戸惑い
苦しみ、その中で生きることを模索している。
当人を含め家族も…。

介護の手間という考え方ではなくて
本当に必要なところに必要な支援を…。
要支援状態を長く維持できているのは、なんらかの支援がそっとあったからこそ。
その意味の深さを…本当に本当に耳を傾けてほしいと思う。


(ぼやきの追記)

だって
この10年は高齢者増えるってわかってたでしょ~(((-’д-)y-~
それに、総人口だって減ってるの。
10年以降はお年寄りだって、子供だっていなくなっちゃうのに
その10年すら持たないで、国を運営してたなんて
歴代を含め、政治家さんの怠慢ですっ。
(呆 ´_っ`)

足を引っ張り合いせず、ちゃんと人に向き合う
政治家さん いないもんだろうか?!
市民もかしこくならなあきませんねっ。
  •   05, 2013 11:52
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