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これからの認知症支援~和田行男氏~研修会に参加しました♪

  06, 2012 22:59
先日和田行男さんの研修会に行ってきました。

NHKプロフェッショナルでも取り上げられたんですが、
会場に来られた方がうわさされていました。
「あの方・・・有名な方なんですか?!(´д`ι)」

大丈夫です、私も2年前まで知りませんでしたっ(キッパリ)
でも業界では超有名な方ですw
私が勉強不足なだけですから偉そうに言っちゃいけませんw

私の中で一番印象的な言葉は元の言葉
「認知症にどうやったらなれるんでしょうね」

「認知症になりたい!と手を挙げてもなれるものでもない。」

確かに
(´д`ι)考えたこともなかった。

認知症を理解しましょうね~と啓発している自分たちが
認知症にならないようにどうすればいいかを考えてるって変な話ですねw

「認知症になったら何にもわからなくなっていいよね」
そんな言葉は今でもよく聴きます。
何もわからないなんてことはないんですよ。

さみしいこと
辛いこと
うれしいこと
その場の事も
昔の事も
全部わからなくなるわけじゃない。

でなければ環境に順応するなんてことできないですからね。
のべつまくなし叫びまくらなければならない…。

人は、理由を語られてその場にいるわけでなく
当たり前に身についている習慣や
その場の雰囲気を察知しながら行動している。
それは認知症の人でも同じ。
ただ、違うのはそれが朝や夜という時間の経過がちょっぴりずれていたりする。
その場にとどまっていなければならないということを忘れているから行動してしまう。
たとえばそんなことなんですよね。

環境に順応していることのエピソードとしてこんなことがありました。



(*´I`)y─┛.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○

いつも職員を大声で呼ぶ人がいました。
私たちの制服が黄色だったので、彼女は私たちを呼ぶ時
「黄色さん!!!」と呼ぶのです。

呼ばれれば彼女のそばに行き、何と尋ねます。
必要な行動をするのですが、それが5分おき。
入れ替わり立ち替わり彼女のもとに行きますが、彼女の納得は得られません。
「黄色さん!私の事なんで聞いてくれないのよ!」

職員としては要求を聞いてるつもりなのですが、
彼女の欲求は満たされずますます興奮状態なわけです。
職員には疲労とイライラ顔が見え隠れ・・・。
すると彼女はこう発した・・・・


「黄色さん!
 私が・・・・私がインド人だからいじめるんでしょう!!」

フーンそうなんだぁ(´=ωq`)・・・・ w(;`・ω・)w ェェェェエエエエエ工工っ!!!

「イ・・・・インド人?!」
「そうよっ!私インド人なのよ!!!!」


(´゚ω゚):;*.:;ブッッたまげ
ど・・・どっからどう見ても日本人なのですが・・・・w

どっとフロアが笑いに包まれました。
みんなが笑うと彼女も笑いはじめ、それから不思議なことに彼女の訴えは少なくなりました。
なぜか・・・
黄色さんたちが彼女のもとを自ら訪れ始めたのです。

「今日はなに人?」
尋ねに行くのです。

もちろんここで気づく必要があるのが、
環境に適応する能力がちゃんとあるという彼女と
さみしさが黄色さんを呼びつけていた可能性があるということ。
呼びつける力はあってもその主訴を伝えることができていないのでサポートする
必要があるということ・・・などなど

当時の私たちにそこまで考えていたかどうかはわかりません。
こうしたことが”からかい”と取ることもあるかもしれません。
しかし”からかい”かどうかはわからない部分がある。

それがベストだと思ってずっとその態度でいることは”からかい”や
”人権侵害”かもしれません。
しかしそのことがきっかけで、いったん関係が和らぎ、
本当にサポートする部分が見えてくれば、それは一つの支援になりえるということです。

そんな話を思い出させたブログの記事がこちら↓
和田行男の「婆さんとともに」

その後の彼女ですか?
もちろん私たち職員の事は「黄色さん」と呼びました。
でも呼ばれた黄色さんたちも「はーい」と必ず笑顔で向かうようになりました。

すると呼びつける感覚は長くなったのです。
いろいろおしゃべりしながら気持ちをそらしたり、
一緒に過ごしたり。
私たちも「何人?」と常に尋ねるわけではありません。
彼女の機嫌が良いか悪いかを見極めながら、過ごすすべを身につけたのです。

ある時
食事を待っている時間の時
職員が5人ほど座っていました(交代の時間だったのでほんの一瞬)

何気なく彼女に問いました。
「○○さんは今日は何人?」
「私?日本人よ♪」
「じゃぁ彼女は?」
「もちろん、日本人!」
「この子は?」
「何言ってるの、日本人に決まってるでしょ!」
そして通りすがりの男の子を指さし
「この子は?!」

一瞬間を開けて、彼女はにっこり笑い
「・・・・
野蛮人!!!!!」

一同爆笑(●`3´)・:∴・:∴・:∴・:∴ブブブッ
おーい山田君、座布団もってきてぇぇ♪
  •   06, 2012 22:59
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