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やさしい食事

  10, 2012 20:50
高齢の女性の方と食事についてお話をしました。

その方のお食事をいただきましたが
とっても優しい味です。

決して豪華な食事ではありませんが、
一つ一つ味が良いのです。


「お料理はね手抜きしちゃだめ。
たったひと手間をかければかけるほど、おいしくなるのよ」

私も料理を作るのが好きですが
おだしをとったりはせず化学調味料を使います。

先日も丹波の黒枝豆をいただきました。
以前別のお料理の上手な方においしい枝豆の湯がき方を教えてもらいました。
枝豆は先っぽを両方きって、塩でもみ湯がくのです。

知ってはいました
知ってはいましたが、
面倒ではしょりましたっ(´ー`A;) アセアセ


すると食べた主人から
「枝豆の産毛って・・・塩でもむらしいよ」

バレてるっ(-∀-`; )

しかも注意をすると私がむくれるので、
遠まわしに注意をしているw

不思議なものですね。
料理の過程は作り手しか知りません。
でもそれは食べた人が感じる違和感として出てくるのです。

決してまずいわけではありませんw
豆本来の味がするわけですが、
それは青臭い豆の味。

枝豆の両端を切り塩をもむことで豆の中に塩水が入り
甘味が増すということですよね。産毛もとれるし。

「料亭ではね、すり鉢に塩をいれてギュっギュッともむのよ。
そしてね、湯がかした後はさーっと氷水につけてね締めると綺麗な緑なの」

その方は茶事も昔はされていたそうです。
茶事という言葉自体初めて聞いた私はぼんやり聴いていたわけですw

「あの・・・それってすごく大事なことですよね」
「そうよ。もちろん今の人たちって作法なんて必要ないかもしれないけれど
ものすごく食材や豪華なものではないけれど手間暇がかけられているの。
それが”おもてなし”」

(・д・)ホォー
ただただ感嘆ですw

「もちろん世の中が便利になることはいいことね。
おだしをとるなんて手間だもの。
でもね、知っているのと知っていないのとでは大違いよ。

私は早くから母が亡くなってね、父が私を育ててくれた。
小さいころからお茶とお華は習わせてくれた。
父は母がいないから教育がなってないと言われないために
ずっと通わせてくれたから、夫が亡くなってからも私はこれで食べていけた。

父は夫と結婚させる時もいろいろ考えて、
最良だと判断して結婚させてくれたけれど、
今考えれば父は大人だったんだなぁって思うわ」

ホ━━━( ゚д゚)━━━ゥ
驚いたのは、80歳近い方からでた
”父は大人だった”という言葉。

人は最初から大人なわけではなくて
どんどん年齢や様々な経験をへて人として成熟していく。
私を含めた現代っ子は身体は大人でも
決して大人と言える行動を取れているかと言われれば反省する必要がある。

もちろん昔は教育機関が豊かではありません。
そうしたことを
社会が
人が
生活という行為の中で学び実践していたのです。

食育という言葉があるけれど、
忙しいという現代の中で
素材の味だけがどうのこうの
産地がどうのこうの
有機野菜だからどうのこうの

どんなに素晴らしい食材であっても
料理のひと手間や作法、
感謝して食べること
その方法を一つ一つ丁寧にすることで、
やさしい食事になる。

やさしい食事は
素敵な心のエッセンスにもなるのかもしれないと思いました。

ちょっと冷蔵庫を見直してみようっ( *´艸`)
心の健康は食事から♪

心がほっこりした一日。
またお話を伺わせてもらおうと思います♪
  •   10, 2012 20:50
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