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石飛幸三さんの講演に行って来た

  18, 2012 07:00
平穏死のすすめ
先日、この著者の石飛幸三さんの講演に行ってきました。

自然死 って無くて
みんな医療に最後は頼っている。
それでいいのかなぁ?

そう石飛さんは柔らかく話されるのです。

経管栄養の方はよく熱を出します。
もともと経管栄養にするということは
口から食事が入りにくくなっている状況か、
なんらかの原因で入院することになり、口から食事が入りにくい状況になり
行うことが多いのは事実です。

「誤嚥性肺炎になるから管を入れてるのに熱がでて
逆流したりしてね。
胃酸を含んだ液体が逆流して
食堂から器官に入って、また誤嚥する。
その繰り返しをなんとかする必要があるよね。
量が逆流しないように減らす必要があり、
人間はだんだんに準備しているからね、
注入する量を減らしたりね・・・。
人によっては600kcalでも生きられるんだよね」

猫も杓子も経管栄養がだめというのではなく、
老衰であろう人に経管をする理由があるのか?!というもので
とっても共感しました。

うちのばあちゃんは26年ほど前に家で亡くなりました。
両親が介護して、訪問入浴だけやっと福祉のサービスが受けたけどあとは両親だった

年齢の若いばあちゃんはリウマチで寝たきり。

今でこそリハビリだったりお薬もあるかもしれないけれど
当時はわからない病気とされていた。

かあちゃんはいいます。
「ばあちゃんが嫌がるし痛がるから、好きなようにさせてたけど
それが寿命を縮めたのかなぁ。どんな死に方であっても後悔するものだけど」

どんなに手を尽くしても
きっと納得できる「死」なんてないんじゃないかな・・・と思うのです。
近い身内が亡くなるということは、さみしさや悲しみが大きくて
補完されるものでもない。

しかし事実を受け入れることにより、常にさみしさだけでなく
喜びにかえる大きな力を持ちえるのではないかと思うのです。

「管を入れないでください」というと、
「餓死させる気ですか?保護責任者遺棄致死にあたります」
そんなやりとりは実は割とある。

石飛さんはいいます
「保護責任者遺棄致死にあたるものは、治療を行う必要のある人に
治療を行うことです。経管をいれることが治療にはあたらない。
若い医師たちはかん違いしているんだよ。
平穏死は尊厳死とも安楽死とも違うよ」

ばあちゃんは自宅でなくなりました。
亡くなる数日まえから近所のお医者さんは
診療所に待機してくれていました。

亡くなる様子は私はみていません。
ばあちゃんは亡くなってすぐ移動をしなければならなかったので
片づけられた部屋に綺麗に死に装束をつけて横たわっていました。

おさない私は泣き虫で、いつもばあちゃんに怒られてた。
「うるさい子だよっ!」
痛みが強いばあちゃんにとっては子どもの金切り声が辛かったのでしょう。
いつも嫌われていると思っていた。

そんなばあちゃんが、ほっとした顔をして眠っていた。
観たことないほどしわも伸びて若返ったような顔して
綺麗な顔だった。

ふと目を覚まして
「よう眠たわ。もう大丈夫」
っていいそうなばあちゃんがそこにはいる。

病院に一緒に連れて行ってもらった。
いつも病院に売りに来ている、ヤクルトを帰りに買ってくれるのがうれしかったな。


子どもの記憶なんて曖昧です。
でも、私の中ではそう記憶している。
今の時代、私たちは理屈をつけたがり
解明を求めがちです。

でも、もともと「生」「死」なんて、科学でも証明できないことばかり。
理由をつけすぎることが実は「生きずらく」して「死ににくく」してるような気がします。

人の価値観なんて様々です。
でも、そうしてなんでも「解明」「究明」「責任」・・・
そんな言葉で締めつけていくことがいいようには思えないのです。

もっと人間らしく・・・その人らしく
科学では証明できない事がらにたいして、
真摯に一人ひとりが向き合う世の中になることが望ましいように感じます。

医療に依存しすぎてる私たちに警鐘をならしている。
だから悩む必要が多いにあるように感じました。
私にとってとても意義のある講演会でした。


  •   18, 2012 07:00
  •  1

COMMENT 1

Fri
2012.07.06
18:53

クレアト  

ドキュメンタリー

こちらで、石飛先生の平穏死のすすめに関する、ドキュメンタリーがご覧になれます。

http://www.youtube.com/watch?v=UPoULjrjzMA

2012/07/06 (Fri) 18:53 | REPLY |   

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