きみきみのぼちぼちいこか~

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腐敗①

  28, 2011 23:57
某市事業団の老健のショートステイを利用していたAさん。
迎えにいったAさん家族に老健の相談員はこういった。

「昨日トイレ介助の際噛みつこうとされました。最近怒ったら、その後興奮状態が収まらず、このままでは旦那さんがしんどいとおもうんです」
「はぁ・・・」
「それで、次回1か月の入所の前に一度、先生にご相談されたらいかがかと思うんです。」
「えっと・・・うちの主治医は内科の先生ですけど、内科の先生はわからないと思いますが」
「いえ・・・内科とかではなく・・・精神科など・・・・」
「えっ????精神科?それってお薬を使うということですか?!」
「まぁ・・・そう言うふうにして落ち着かれる方もいらっしゃいます」
「でも、うちはお薬を必要と思ったことは一度もありませんし、薬による
筋力低下も考えられるし、使いたくないんです」

「まぁ、あくまで私的な見解ですけど・・・」

そう報告してきた。
Aさんの旦那さんは20年間に脳卒中で働き盛りの51歳で倒れた。
自分で立ち上げた会社を軌道に乗せることしか考えてなくて
毎日営業に奔走するAさん。
昔から先を見越して人一倍サービスに徹していた人だった。

そんな夫を倒れてからというもの妻は献身的に支えた。
今は車いす。
もちろん認知症も多少なりともある。
性格も、今まで我慢していたせいなのか、プライドも高く
後には引けない頑固者。

それでも年1回、みんなで北海道旅行に行くことだけを励みに、
がんばっている。
ショートやデイに出かける朝はいつも3時間前から準備する。
妻の命にかかわる持病もあり無理もできない。
できるだけ残存機能をいかしつつがんばってほしい。
励ましながら見守るということは根気が必要だ。
夫は行きたくもないショートにいくのは妻が死なないように我慢して利用している。

頑固者でこだわりのあるAさんはあっちこっちの施設で断られ、
そのたび家族は悔しい思いをしてきた。
だからこそ某市事業団の老健だけは唯一夫も気にいっており、預かってくれるところだった。

そんな毎日を暮らしているAさんに向けられた言葉。
翌日ケアマネに伝えた。

私的な見解なら知らないのではないだろうか・・・

ケアマネはすべて知っていた。
「認知症で動き回る人が一番大変です。
今お父さんは一番大変な時期です。
そんな時期は長くは続きません!」


「途中で老健から返されることもあるだろうから、
予定があるなら、前半に固めておいて、いつでも迎えに行ける状態にしてください」


ケアマネは家族の味方ではなく
某市事業団の職員で、施設側の人間だった。


一生懸命20年間
緩やかに緩やかに介護している家族に向けた
終息へ向けての宣告。

長生きすること
障害を持ちながら生きることはいけないことなのでしょうか。

介護保険という公的な制度を利用している。
年がら年中奇声を発しているわけでもない。
誰彼かまわず噛み歩いているわけでもない。

こだわりがあって、自分の意としていることと違うことをされて怒る。
思いこみがあって、でも嫌いな職員もしっかり覚えています。
同じ話は繰り返します。
理解力は低下しています。
しかし、人と話ししているのです。話しかけています。
もちろん物忘れもあるのですから、これ・あれ・それっていう言葉も出てきます。
的確な訴えが年々できなくなっている。
それって、お年寄りが悪いことなんですか?

人として緩やかに障害が進行することって当たり前のことではないのですか?
ノーマライゼーションってなんでしょう?
これって不思議な想いなのでしょうか・・・。

つづく
  •   28, 2011 23:57
  •  2

COMMENT 2

Fri
2011.07.29
01:10

きみきみ  

ウエッティさん

まだまだ
腐敗具合は甘いです。
これは序の口
きちんと最後まで書きますので面倒ですが読んでやってください。

2011/07/29 (Fri) 01:10 | REPLY |   
Fri
2011.07.29
00:15

ウエッティ  

プロの仕事をしたい

ご家族が困っている時に
力を発揮できないのでは
プロではない。
安易に薬に走るのも同様。
新規顧客獲得が大変な業界からしたら
あまりにも「茹でガエル」な状況です。
ブログにアップされるのもわかる気がする。
魂込めた仕事したいねぇ。

2011/07/29 (Fri) 00:15 | REPLY |   

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