きみきみのぼちぼちいこか~

ケアマネや骨盤からだ丸ごと調整、ご近所の寄り合い場「寄ってっ亭輪楽」開催中

Take a look at this

親の背中のつづき

  14, 2010 07:16
【親の背中】はこちらからっ♪

《5時台に予約投稿しましたが、再編集し掲載しなおしています》
続きを・・・書いてみよう
あれだけ読むとものすごく”出来た”親だと感じるが、
オイラの母ちゃんは常識というのが欠落している。
もともと一人っ子というのもあるが、かなりわがままに育っている。

母ちゃんは昔からいろんなことをあけすけなく話した。
どちらかというとテレビを見ながら自分の持論を展開するという。
そして母ちゃんは子供に対して教育熱心でも、取り分けて優しい人間でもなかった。

まず人の話に耳を貸さないのである`ィ'`ィ(ι´Д`)ノ
その排他的な感情は、例えば娘の淡い恋心まで支配する。

”家族”という名の下にプライバシーはなく、
オイラは、幾度となく心をずたずたに傷つけられた。

好きな男の子が居て、告白しようものなら
「あほちゃうか」
と罵られ、ラブレターを書けば
「あんた!何こそこそしてるねん。ラブレターなんてあほなもん書くな。えーなになに?!((((((((((ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ」

と朗読される(ノ_・。)

小さい頃オイラに構わなかったのは、単に忙しかっただけ。
思春期になればなるほど、オイラへの執着は強くなり、けなし、なじるを繰り返した。
オイラは本気で母ちゃんが嫌いだった。

『こいつを殺してあたしも死のう!』
そう何度も何度も呪文のように唱え、
空想癖がついた。

もともと『死』というものに興味があった。

あの世とこの世がどこかでつながっている気がしたし、
生きているより消えてなくなった方がラクチンだと思った。
この先、生きていても楽しそうでは無い。
暗い暗いトンネルを誰に相談するわけでもなく、相談したって馬鹿にされるだけだ。
この先何十年生きるといってもこの親の支配から抜け出せるとは到底思えない。

グレる勇気も金もなく
反抗すれば口で倍返しにあう毎日

中学の2年のとき
友達との口論から翌日なぜかクラスの女子全員に無視された。

おはようといっても
誰も答えてくれない
自分が喧嘩した当人以外の人間から無視をされるというのは
非常に辛かった

あたしが何をしたんだ・・・

そんな被害的な感情が渦巻く
家でも学校でもオイラは虐げられ、針のむしろだった。


そんなあるとき
母ちゃんがつぶやいた

「あんた学校でなんかあったやろ」
「別に・・・」
「言うてみ。このところ様子がおかしい」

どうせ馬鹿にされる・・・だから言いたくないと拒否していたが、
なじられながら、言わざるを得ない環境になり無視されていることを話した。

「あんた!尻尾巻いて逃げてきたんか!」
「逃げるもくそもない。無視される気持ちあんたにわかるんか!」

「まぁええわ。あんたの人間性もある。どうせ余計なこというたんやろ。
あんたは思って無くても相手はいややったんやろうなぁ。あんたはいらんこと言いやからな
可愛げなないしヘ(゚∀゚*)ノ」


人は批判を受けると、自己批判を繰り返し、自分の存在意義を放棄する。
人を憎いと思う反面、自分の弱さを言葉で武装し、反抗し、露呈する・・・。
そして無力さを痛感する。

自分は何もできない・・・。

落胆である。
そんなオイラに母ちゃんはつぶやく

「でもな、これだけは言うとく。
ええか・・・挨拶だけは無視されても必ずするんや!ええな」


「無視されてもええ。それでも朝学校に行ったら挨拶だけするんや!笑え!」

痛烈な批判の嵐の中、笑えという
笑うことなどできるわけが無いと言っても、とにかく挨拶して笑えという
オイラはせめてもの望みをかけて母ちゃんに相談したのに、母ちゃんは寄り添うということは
一切しなかった。

あいつの辞書には共感という2文字の言葉は無いのだ

言い知れぬ喪失感と、失望と何もする気力がなかった。
反抗することも面倒で・・・。
とにかく挨拶しろと炊きつける。

「挨拶してるあんたは悪くない。喋らんかったって死なへん!ええな、必ず挨拶だけするんやで」

相談するんじゃなかったと思った。
学校へ行くことを見送る母ちゃんは嬉々としている。
なんだか子供のいじめを”まってました!”とばかりに、母ちゃんが戦いに行くかのよう。

しかし当のオイラの足は鉛のように重く
教室の一歩が重たい。
挨拶をしたときに挨拶が返って来ない寂しさを痛感するのはいやだった。
しかし家に帰ってから、再びなじられるのもいやだった。
どちらにしても針のむしろだった。

”死にたいな・・・”
そう思った。
心の底から・・・・。
でも、死ぬ方法がわからない。
死ぬ方法がわからないなら、母ちゃんの言うことをしてからでいい。

「挨拶するなら、面食らわせたれ!」
母ちゃんのハッパ・・・。
自分の顔を叩き、両口角をぎゅっと上に指で押し上げた。

「おはよう♪」
搾り出すかのように一声出した
できるだけ弾むように一歩踏み出した。


いつもと違った・・・。
いつも教室に一歩入ると、ひそひそ話しをする。
明らかにオイラが入ってきたことで何かを噂する様子。

でもオイラが弾んでおはようと挨拶した
答えは無い・・・ただ、一瞬面食らった顔をクラス全員がした。

そして、また次の瞬間無視の空気が伝わる。
体育のときも、班分けも仲間に入れてもらえず下を向いていた。
教師にはわからないように、適当に仲間に入れるものの、それ以外は話したりしない。

どいつもこいつも・・・・

怒りはあった
理不尽にいじめを受ける自分
しかし、母ちゃんに言われた言葉を思い出す、
”いらんことをオイラも言ったかもしれない”
思い出しても思い出せないけれど、もしかしたらそうかもしれないなぁ・・・と
考え始めていた。

朝の空気がオイラの考え方を軟化させた。
家に帰り着いて、母ちゃんは感想を尋ねてきた。

「毎日つづけるんやで!!」
もはやミッションになっていた・・・・。
  •   14, 2010 07:16
  •  0

COMMENT 0

Post a comment